ーーーよくある質問ーーー
1.NAPシャンプー Q&A
A1.まだシャンプーという言葉が無かった昭和初期、髪を洗う時に使っていたのは「ふのり」、「米のとぎ汁」、「灰を溶かしたお湯」などでした。
これらの特徴は、ある程度、汚れは落としますが、頭皮・髪を保護している必要成分は落とさないという画期的な先人達の知恵でした。
健康な頭皮、美しい髪のためには、頭皮にダメージを残さない、洗浄成分の質と量が重要な判断基準と言えます。毎日使うシャンプーであればこそ、これらの観点で選ぶ事が大事と考えています。
A2.毎日シャンプーする事が一般的になった頃、泡立ちが良く、香りがいいシャンプーが多く登場しました。
当時は原料代が安く、泡立ちがいいと言う事で「ラウリル硫酸Na」「ラウレス硫酸Na」などの硫酸系やスルホン系、石鹸系洗浄成分が多く使われてきました。近年、これらの洗浄成分は強い「脱脂力」や「タンパク質変性作用」があり、シャンプーする度に頭皮の保湿成分まで過剰に洗浄してしまうと言われています。また、毎日何十人ものシャンプーをする美容室のスタッフの多くは、手あれに悩んでいました。中には美容師を辞めざるおえないスタッフもいらっしゃいました。手があれてしまうシャンプーが頭皮に良い訳がありません。
頭皮の健康と、美しい髪を考える上で、頭皮にダメージを残さない洗浄成分を使用したシャンプーを選ぶ事は大事な判断基準と考えています。
A3.頭皮を洗う為に開発されたシャンプーだからです。
髪の毛が多い女性の場合、洗浄剤が頭皮にまで届きにくく、頭皮がきれいに洗えない事が多々確認されていました。マイクロスコープでシャンプー後の頭皮の状態を確認すると、頭皮の汚れや皮脂等、残留物が頭皮に多く見うけられました。
頭皮を健康にする事が重要と考えてきた為、洗浄成分がいち早く髪の毛を間を通過して頭皮に到達するように、あえてトロミは付けていません。また、頭皮に残留物を残さないように増粘成分等は極力不使用にしています。
A4.頭皮の健康を考えて開発した結果、泡立ちは少なめとなっています。
泡立ちはシャンプーに使用している洗浄成分の質と量によって違いがでます。
シャンプーが出始めた頃は、使用感を優先する為、泡立ちが重要な要素の一つでした。毎日、シャンプーする習慣が定着した現代では、洗浄成分の質と量にこだわらないと、頭皮へのダメージが無視出来ません。
NAPシャンプーは頭皮へのダメージを極力残さない事を考えて開発された商品です。結果、泡立ちは少なめになっています。
ただ、2週間くらい使い続けていると、少ない量でもきめ細かい泡が立つようになります。頭皮が健康になってきたバロメータとも言えます。
A5.シャンプー自体が水の様に粘度があまりないので、こぼれやすいのは事実です。
シャンプー自体にトロミを付ける事は難しい事ではありませんが、頭皮の健康を考えているため、あえて粘度の無いシャンプーにこだわっています。そのため、使用する時は、シャンプーの容器を手に持ち、直接頭皮に付ける様にお使い頂くことをお勧めします。
A6.それは今までのシャンプーと同じくらい泡立たないとスッキリしないと言う習慣もあるかと思います。
極論すれば、泡立たなくても、ほとんどの汚れは落ちていますのでご安心下さい。
お客様の中には、2週間ほどで、少ない量できめ細かい泡が立つようになる方も多く見受けられます。2週間ほで使い続けると、頭皮が健康になり、頭皮の皮脂バランスが正常に近づき、使用量は少なめでも、きめ細かい泡が立つようになる為です。
A7.当社の「香り」に対する考え方は、五感には気分爽快ですが、頭皮にとってはあまり賛成できかねる・・・というスタンスです。
そのため、原料臭を隠す程度の微香性にしてあります。
原料の香りが気になるという方もいらっしゃいますが、髪を乾かすと、ほとんど無くなってしまいます。
「香り」は、本来、ご自分が好きな香りを楽しんで頂くもとの考えております。
A8.頭皮の皮脂バランスが改善されてくると、髪が根元から立ち上がる様になり、より早く、髪が乾きやすくなります。また、手触り感をよくする為の配合成分も、極力抑えていますので、髪が軽く、空気感が増し、乾きが早くなります。
A9.頭皮がベタツク、と感じられている方の中には、1日に複数回シャンプーする方もいらっしゃいます。
実は、シャンプーをし過ぎると、頭皮を保護している大事な皮脂膜も過剰に洗浄してしまいます。すると、頭皮を保護する為に、皮脂分泌が盛んになり、頭皮がベタツクという現象が起こります。シャンプーのし過ぎが皮脂分泌を過剰にするという悪循環を誘発してしまう場合があります。
お湯で洗うだけで、それなりに汚れは落とせますのでシャンプーのし過ぎは注意する必要があります。
頭皮を保護している皮脂まで除去しないように、やさしく洗うと共に、ダメージの少ない洗浄成分を使用したシャンプーを選ぶ事が重要になります。
2.NAPコンディショナー Q&A
A1.コンディショナーは髪の手触り感を向上させると共に、ダメージから髪を守ります。シャンプーした後に、適量を手に取り、髪になじませる様に付けた後、軽く流してお使いください。
A2.他社のシャンプーの後でも問題なく使えます。
ただ、NAPコンディショナーも頭皮への残留物を極力残さない様に考えて作られた製品ですので、使用するシャンプーも頭皮の事を考えた、NAPシャンプーをお使いになる事をお勧めします。
3.NAPスカルプローション Q&A
A1.スカルプローションは頭皮を健康にし、発毛環境を整える働きをします。
頭皮は、毎日のシャンプーや、紫外線、発汗等々、様々なダメージ要因にさらされています。当社は40年以上も前から、美しい髪を創るために、髪を創り出す頭皮の重要性に着目してきました。
毎日、髪に触れる美容師さんに使って頂く中で、多くのエピソードが生まれて来ました。美しいデザインを創るのは美容師さんのお仕事ですが、美しい髪を創るには、ご自身による日々の頭皮ケアがとても大事だと確信しています。
若いうちは、頭皮の復元力も高いので、多少のダメージ要因はさほど影響しないと言えますが、年齢が高くなってくると、日々の頭皮ケアはより重要になってくると考えています。
その為にも、スカルプローションを日々、使用する事をお勧めしています。
A2.髪の毛の多い女性でも、直接、頭皮にスカルプローションがつけられる様にするためです。
スカルプローションを少量、頭皮につけた後、頭皮全体になじませる様に、軽く頭皮をマッサージして下さい。
A3.ローションや育毛剤等は、シャンプーをした後に使うのが一般的でした。
当社は40年以上も前から髪のプロである美容師さんと共に、シャンプー前にスカルプローションを使う事を勧めてまいりました。
それは結果が違うからです。
最近、雑誌のヘアケアコーナーで、「リバースヘアケア」と言う言葉が、ようやく取り上げられる様になってきました。これは、シャンプー前に、髪を保護するトリートメントをすると言う、順番が「逆順」なやり方です。
美容室と言う現場で、数多くの実践により、たどり着いた結論は、頭皮にダメージを与えるあらゆる要因の前に、スカルプローションで頭皮を保護し、頭皮環境を整える事で、結果が違ってくると言う事実です。
その為に、シャンプー前にスカルプローションを使う事をお勧めしています。
A4.頭皮全体につける事をお勧めします。
気になる部分につける事も大事ですが、頭皮全体を健康にする事が、気になる部分の改善にもつながります。スカルプローションの容器の先端を頭皮につけ、少量を塗布し、頭皮全体になじむ様に軽くマッサージする事をお勧めします。
A5.頭皮ケアの必要性をあまり感じていない方は多くいらっしゃいます。
特に若い方は、頭皮の復元力も高いので、多少のダメージ、ストレス等は影響ないと考えていらっしゃいます。
美容師の皆様と、長年にわたり、頭皮ケアを実践してきた結果からいえる事は、早いうちから頭皮ケアをしてきた、お客様の髪質は素晴らしいと言う事です。
確かに個人差もあるので一概には言えませんが、30代で頭皮ケアをする事は早すぎることは無いと考えています。
A6.夜、シャンプーした時と、朝起きてシャンプーした時の2回使われている方もいらっしゃいます。
基本は、シャンプー前に使うという事ですが、2週間ほどお使いになられると、朝起きた時も頭皮がベタツク事が無くなったり、セットがスムーズにできたり等で、朝のシャンプーをしなくなった方も、多くいらっしゃいます。
頭皮が健康になり、皮脂バランスが整ってくると1日1回で十分と考えています。
A7.他社のシャンプーを使用している場合も、シャンプー前にスカルプローションをお使いになる事をお勧めします。
ただ、市販のシャンプーの中には、安価な洗浄成分を使用している物があるので、頭皮へのダメージが無視出来ない場合も考えられます。
できれば、頭皮へのダメージの少ない洗浄成分の質と量にこだわった当社のNAPシャンプーをお使いになる事をお勧めします。
4.NAPスタイリングミルク Q&A
A1.スタイリングミルクは、ほどよいセット力のスタイリング剤です。シャンプー後の濡れた髪でも、ドライ後の乾いた髪でも、気になる所にお使いになると、簡単にスタイルをまとめやすくなります。
A2.ワンプッシュ程度を手に取り、手のひらで薄く延ばしてから、スタイルをつけたい髪になじませます。少量でもよくのびるのでスタイリングには十分です。
A3.スタイリングミルクはワックスのようなベタツキはありません。
ホホバやオリーブなどの保湿成分を主体にした乳液タイプのスタイリング剤です。程よいスタイリング力ですので、自然な軽さに仕上がります。
また、シャンプーする事で簡単に洗い流せます。
A4.乳液タイプのスタイリング剤ですので重くなりません。
少量を手にとり、手のひらでよくのばしてから髪になじませながらスタイルを整えます。程よいセット力ですので髪に動きと流れがでて、軽い仕上がりになります。
5.モイストリッチムース(炭酸美容液) Q&A
高濃度炭酸ガスは、皮膚表面に付着すると、物理的な濃度勾配により濃度の濃いほうから薄い方へと浸透し真皮層あたりまで到達します。真皮層には毛細血管があるので、炭酸ガスの血管拡張作用により、毛細血管が拡張し、流れる血流量が増加し、血行が促進されます。また、普段より多くの酸素を供給された肌細胞は、新陳代謝が活性化し、皮膚のバリア成分であるアミノ酸、ヒアルロン酸、セラミドなどの成分を分泌し、肌のバリア機能が高まると言われています。
近年、老化や血行不良等により、毛細血管が消失してしまう現象が確認され、ゴースト血管と言われています。肌の真皮層近くの毛細血管が、ゴースト血管になってしまうと、肌細胞に十分な酸素や栄養素が供給されにくくなり、細胞の新陳代謝が低下し、肌細胞のハリが低下、肌にシワ・たるみが発生する原因になると言われています。肌細胞を支えている毛細血管を健康にし、血流量を正常に戻す事が美肌を維持する為には重要なポイントです。毛細血管の血流量が増加し、血行が促進されると、肌のハリ・透明感も改善すると言われています。
以前から、炭酸ガスが溶け込んだ天然炭酸泉は伝統的医療として多くの人々に親しまれてきました。海外ではドイツの「バーテンバーテン」は有名な温泉保養地で、高濃度の炭酸ガスが含まれた炭酸泉が多く噴出しており、「心臓の湯」とも言われてきました。日本の温泉法では、お湯1リットルに0.25g以上(250ppm)溶けたものを炭酸泉と定義しており、その中でも1000ppm以上のものが高濃度炭酸泉と言われています。現在は、天然炭酸泉に代わって、人口炭酸泉が医療機関だけでなく、温浴施設、介護施設、フィットネスクラブ、エステティックサロン等でも導入され、病気治療以外にも健康や美容目的で活用されています。
ムースタイプなので、いつでも手軽にお使いいただけます。但し、基本的には、洗顔後、化粧水でお肌を整えた後にお使い頂くのが一般的です。
炭酸ムースのボトルを上下によく振ってから、容器を傾けない様にしながら適量(10円玉硬貨大)を手にとります。そして、手のひらから炭酸ムースの泡をつぶさない様にすくい取り、両ほほ、ひたい、鼻、あごにのせます。その後、手のひらで炭酸ムースの泡を押さえ込む様に、ゆっくりと顔全体に広げてから、十分になじませます。また、時間をかけてハンドプレスを行うことで、炭酸美容の効果を高めることができます。
使い方のポイント
①容器を上下によく振る
②容器を傾けて使わない
③炭酸ムースの泡をつぶさない
④肌にのせた泡を手のひらで蓋をして炭酸ガスを逃がさない
6.モイストリッチスキンローション(化粧水) Q&A
化粧水を使う目的として、一般的には保湿が強調されていますが、保湿と同時に肌トラブルの原因となる肌バリア機能の強化があります。
近年の研究結果によると、角質層内部の水分量の減少が肌トラブルの原因と考えられています。モイストリッチスキンローションはホルモンバランスを整えるとともに、角質層の水分量を保持し、肌のバリア機能を高め、肌のターンオーバーを正常な状態へと導きます。
化粧水は基本的にスキンケアの重要ポイントなので、肌全体にたっぷりつける事が大事です。朝と夜、1日2回を基本に、洗顔の後に使います。
化粧水を手のひらにとって、肌温度で少し温める感じで、肌全体につけていきます。最後に、ゆっくりとハンドプレスをしながら肌に美肌成分をとどけます。
化粧水をつける目的は保湿と同時に、次に使う美容液や乳液の効果を高めるための役目もあります。
化粧水をつけただけで終わりにすのではなく、さらに美容液や乳液で美肌効果を高めることが重要です。
モイストリッチスキンローションで肌に潤いを届けた後は、炭酸美容液モイストリッチムーズでさらなる素肌美を実感してください。
シロキクラゲから抽出された天然の植物性多糖体で、ヒアルロン酸以上の保水力といわれている成分で、世界三大美女の一人と言われた「楊貴妃」も美容食材として珍重したと言われています。
肌につけて時はべたつかず、乾燥後はしっとり、すべすべな肌感触になり、抗酸化、抗老化効果も期待できるスキンケア成分です。
モイストリッチスキンローションは厳選した美肌成分を使用していますので、肌が敏感な方にもお使いいただけます。
但し、肌の状態は千差万別ですので、違和感を感じた場合は使用を中止し、お医者様にご相談ください。